マンデルバグ (Mandelbugs)
マンデルバグ(フラクタルを提唱したマンデルブロに由来)は、あまりに複雑なため最早カオス的に映るバグのことである。つまりハイゼンバグというよりはボーアバグに近い。
チューリング・テストと同様の原理により、あるバグがカオス的であるかそうでないかは判断できないと言えるため、厳密にはハイゼンバグとの区別がつかないということになる。
カオス的に見えるかどうかではなく、あまりに複雑なため現実的な解決策がないと思われるバグを指して言う人もいる。このようなバグはシステム全体の基本的な欠陥に由来することが多い。
上記それぞれのバグの定義は整合性を保てていない。上の定義によるとマンデルバグはボーアバグであり、ハイゼンバグとボーアバグは反義語であり、さらにハイゼンバグは全てマンデルバグという事になってしまっているのである。
最近のIEEE Computerでの記事によると、マンデルバグはボーアバグの補完的な反義語であるとしている。つまり全てのバグはマンデルバグかボーアバグである。マンデルバグの複雑さは原因から発生までの大きな時間差やハードウェア、OS、他のソフトウェアによる現象への影響から起こるとされる。よってハイゼンバグはマンデルバグである。